PLATEAU SDK for UnityによるCityGMLからOBJ変換
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1. はじめに
G空間情報センターで公開されている3D都市モデルデータは、新しいデータではOBJやFBXは含まれない。
CityGMLデータからUnityとPLATEAU SDK for Unityを利用して変換する必要がある。
ここでは墨田区のCityGMLデータをOBJへ変換する方法を紹介する。
https://gyazo.com/7685eb9dd52900f8ab7cb93402ffd668
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2. PLATEAU SDK for Unityの準備
2.1 バージョンの確認
以下を準備する。
Unity
PLATEAU SDK for Unity
それぞれのバージョンを揃える必要があり、以下サイトで想定Unityバージョンを確認する。
https://github.com/Project-PLATEAU/PLATEAU-SDK-for-Unity/releases
2024.4現在、以下で動作確認済(Mac環境)。
Unity 2021.3.35f1
PLATEAU SDK for Unity v2.3.2
2.2 Unity Hubのインストール
下記URLからUnity HUBをインストールする。
https://unity.com/ja/download
2.3 Unityのインストール
下記リンクから、Unity 2021.3.35f1を探してUnity Hubボタンを押す。
Unityのみをインストールして、後からUnity Hubへ登録する方法もある。
https://unity.com/releases/editor/archive
https://gyazo.com/ca446b8f4439c8f85fbaec2c9ef96e5b
https://gyazo.com/dc8a12847a07ee040e400afc09311927
2.4 PLATEAU SDK for Unity v2.3.2のダウンロード
下記サイトのPLATEAU-SDK-for-Unity-v2.3.2.tgzをダウンロードする。
https://github.com/Project-PLATEAU/PLATEAU-SDK-for-Unity/releases
https://gyazo.com/078a493275718568cddbbe4fdbedb04f
2.5 Unityプロジェクトの作成
Unity HubでUnity 2021.3.35f1ベースのプロジェクトを作成して、Unityを起動する。
https://gyazo.com/56b043b8760c43290ed8b032d8e22ed0
2.6 Package Managerの起動
Windowメニュー > Package Managerを起動する。
https://gyazo.com/290967126043a410cafee408dda84fbf
https://gyazo.com/0528abefb520b77a833d858b625e8771
https://gyazo.com/cb1ef5291a28018ba281783c0182cc49
下図の+からAdd package from tarball...をクリックして、PLATEAU-SDK-for-Unity-v2.3.2.tgzを読み込む。
https://gyazo.com/e7d648b9a658c6c3217deb9d4e49edcf
PLATEAU-SDK-for-Unity-v2.3.2.tgzのインストールには若干時間がかかる。
インストール後は下図右のように表示される。
https://gyazo.com/5969ab0ee5782d879367bdd7414ac405
Package Managerは閉じてよい。
UnityプロジェクトのメニューにPLATEAUが追加されている。
https://gyazo.com/549afd2c1c7a98292008876a57f2d15e
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3. CityGMLデータのダウンロード
G空間情報センターの3D都市モデル(Project PLATEAU)墨田区(2023年度)のページ(下記URL)から、CityGML(v3)データをダウンロードする。
https://www.geospatial.jp/ckan/dataset/plateau-13107-sumida-ku-2023
https://gyazo.com/d83224188200d61b001baf87ec57e266
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4. CityGMLデータのインポート
Unityのメニュー > PLATEAU SDKを起動する。
下図のインポートから行う。
https://gyazo.com/6df6143a0127994ff14cb7c19c62bbeb
13107_sumida-ku_city_2023_citygml_1_op.zipデータを解凍する。
参照ボタンを押して、CityGMLデータフォルダ(13107_sumida-ku_city_2023_citygml_1_op)を選択する。
①基準座標系の選択から、CityGMLデータの地域を選択する。
②マップ範囲選択の範囲選択をクリックする。
UnityのScene(下図)から範囲を選択して、決定を押す。
https://gyazo.com/5e3287efde123e373cf5be01c9d79bcc
PLATEAU SDKパネルをスクロールして「モデルをインポート」ボタンを押す。
https://gyazo.com/2079dfdbb08e5b04eca2ecf286b6d9d8
https://gyazo.com/364a0f64837a0bcbc4fc6c669993ac64
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5. OBJのエクスポート
下図のエクスポートから行う。
https://gyazo.com/e6e134ff7673ba642aa7f56330cea0c9
①の選択オブジェクトのエクスポート対象をクリックして選択する。
②はOBJ(初期状態)を選択する。
https://gyazo.com/f41a1a35a69e1c25d37884a6edac2baa
出力フォルダの参照をクリックして保存先の指定する。
エクスポートボタンを押す。